EIFL、ガーナでの移動図書館による児童向けコンピュータ教育事業の動画を公開

2016年1月21日、EIFL(図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が、アフリカ・ガーナにおいて、太陽光発電で稼働するラップトップコンピューターとインターネット回線を用い、資源が乏しい学校において、子どもたちがコンピュータ利用の訓練を行なう移動図書館プロジェクトの様子を写した動画が公開されました。

ICTはガーナにおいて義務教育の対象ですが、多くの学校には、コンピューターやインターネット回線、安定した電力が備わっていないため、毎週、国内4地域の図書館が移動図書館を動かして、各週5校づつ訪問し、同プログラムを実施しているとのことです。

ラップトップパソコンには、学校のカリキュラムに沿った教育コンテンツや電子書籍がインストール済であり、図書館員と教師が授業で指導を行なうとのことです。

この3か月で、移動図書館は21の学校を訪問し、1,000人を超える児童が同プログラムを体験しており、児童たちの多くは、これがコンピューターを使う初めての経験であったとのことです。

VIDEO: How mobile libraries in Ghana are helping children pass their computer exams(EIFL,2016/1/21)
http://www.eifl.net/blogs/video-how-mobile-libraries-ghana-are-helping-children-pass-their-computer-exams

EIFL: Hands on computer classes for 1,800 Ghana children (January, 2016)
https://youtu.be/CV8lRpueUys
※動画