ニュージーランド公文書館、政府の記録保管に関する年次報告を公開:公的記録法(2005年施行)から10年

2015年12月14日、ニュージーランド公文書館は、公的記録法(2005年制定)のもとでは5回目となる2014/2015年度(会計年度)の年次報告を公開しました。

ニュージーランドにおいて、2005年に現行の公的記録法が施行されてから10年がたつものの、2014/2015年度に記録管理について監査した33の官庁のうち、一定水準以上の記録管理ができていたのは、かろうじて半数程度でしかなかった、とされています。

2010-2015年度の5か年の記録監査プログラムが満了したとのことで、2015/2016年度には、現行のプログラムの評価を行うとのことです。

Chief Archivist’s Annual Report on the State of Government Recordkeeping 2014-15(Archives New Zealand, 2015/12/14)
http://archives.govt.nz/chief-archivists-annual-report-state-government-recordkeeping-2014-15