2015年11月18日、米国デジタル公共図書館(DPLA)がマルチメディアコンテンツのアーカイブサービスを提供するPop Up Archiveと連携すると発表しています。
米国の図書館では、数千万の音声・ビデオ等を所蔵しているが、検索が不可能であるため、この連携により、DPLAのHubと連携機関は、割引価格で所蔵コンテンツをアーカイブし、視聴覚コレクションのなかの単語やフレーズ検索で調査することが可能となるとのことです。
DPLAは既に米国全体の1,100万を超す記録を提供しており、そのなかには多くの視聴覚資料も含まれるが、新しいサービスでは、もっぱらDPLAの1,600以上の連携機関が利用できる新たなサービスの提供を通じて、Pop Up Archiveがコンテンツの自動複製、タイムスタンプ、オーディオコレクションのキーワードの生成をするとのことです。
Digital Public Library of America and Pop Up Archive partner to make audiovisual collections across the U.S. searchable(DPLA,2015/11/18)
http://dp.la/info/2015/11/18/digital-public-library-of-america-and-pop-up-archive-partner-to-make-audiovisual-collections-across-the-u-s-searchable/
Pop Up archive SERVICE OFFERINGS FOR DPLA PARTNER ORGANIZATIONS
http://dp.la/info/pop-up-archive/
参照:
CA1857 – 米国デジタル公共図書館(DPLA)の過去・現在・未来 / 塩﨑 亮,佐藤健人,安藤大輝
カレントアウェアネス No.325 2015年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1857