2015年10月22日、Europeana Soundsプロジェクトの、持続的発展の計画の一環として、国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)によるタスクフォースが創設されることが発表されました。
このIASAによるタスクフォースは、
・Europeana Soundプロジェクト(2017年まで)の資金源確保のための調査
・欧州の音声遺産に関する認識の向上
・Europeanaのポータルサイトに登録する際の正確なメタデータ提供というテーマに関する、ワークショップやウェビナーなど、専門的な研修の提供
・Europeanaにおける音楽や音声関係の収集に関する調査
・Europeanaにおける音声遺産提供に関する著作権や人格権について
・オンラインでの音声へのアクセスに関するベストプラクティスの情報共有
といった活動に取組む予定であるとのことです。
なお、2015年9月に開かれたIASAの年次会議で正式に創設が承認されたとのことです。
The IASA Europeana Sounds Task Force has been launched!(Europeana Sounds, 2015/10/22)
http://www.europeanasounds.eu/news/the-iasa-europeana-sounds-task-force-has-been-launched
Europeana Sounds Task Force(IASA)
http://www.iasa-web.org/europeana-sounds-task-force
参考:
Europeana Soundsプロジェクトの新しいウェブサイトEuropeana Musicが試験公開 ユーザーの意見を募集
Posted 2015年8月19日
http://current.ndl.go.jp/node/29204
“Europeana Sounds”プロジェクト、新たな展開へ Europeanaで2万6,620点の録音資料等の提供開始
Posted 2015年6月10日
http://current.ndl.go.jp/node/28646