米国のSchool Library Journal(SLJ)誌が実施した1,259の学校司書に対して実施した技術調査の結果を公開しています。
学校司書は教育と学習について技術を組み込むことに熱心であり、メイカースペース、3Dプリンター、コーディング技術は最も切望される技術として言及されたとのことです。38%の回答がメーカー活動や技術を既に保有しており、13%が来年には追加したいと考えているとのことです。
また学校司書は彼ら自身の技術によるアドヴォカシーに自信を持っており、64%の回答が彼ら自身が学校における技術リーダだと表明しているとのことです
学校図書館がソーシャルメディアを情報を提供する手段として使用しているのは増加傾向で、アプリの利用は2013年には57%であったのが71%に、情報のシェア等に使用しているのは2013年に59%であったのが76%になったとのことです。
一方で、急速に進展する関心や技術的要求に対して、多くの学校司書は予算不足について言及しており、特に帯域幅が関心事であり、97%の学校がWi-Fiを設置しているが、接続速度が、多くの個人宅のものと同等であるとのことです。2013年に調査では82%が十分と回答したのと比較して、今回は63%の学校司書しか充分な帯域幅とみなさなかったとのことですが、これらのサービスを改善するための資金が不足しているとのことです。
In new SLJ survey, nearly two-thirds of school librarians see themselves as tech leaders in their school(SLJ,2015/8/19)
http://www.lrs.org/2015/08/19/in-new-slj-survey-nearly-two-thirds-of-school-librarians-see-themselves-as-tech-leaders-in-their-school/
School Librarians Want More Tech?and Bandwidth | SLJ 2015 Tech Survey
http://www.slj.com/2015/08/technology/school-librarians-want-more-tech-and-bandwidth-slj-2015-tech-survey/#_