英国図書館が、2015年8月3日付けのMedieval manuscripts blogで、同館の「マグナカルタ展」で展示している刀剣の判読不明の碑文の解釈を依頼しています。
この刀剣は、同展覧会にあわせて大英博物館から借りているもので、重さ1.2㎏、長さが964mm、柄回りが165㎜で、13世紀にドイツで作成されたと推定されているとのことです。
特色として、判読不可能な銘文が刃に沿って金象嵌されており、これまで言語が不明なため宗教的な祈りと推測されてきたとのことです。
銘文は“+NDXOXCHWDRGHDXORVI+”と読めそうだとのことです。
Help Us Decipher This Inscription(BL Medieval manuscripts blog,2015/8/3)
http://britishlibrary.typepad.co.uk/digitisedmanuscripts/2015/08/help-us-decipher-this-inscription.html
大英図書館がネットで呼びかけ「約700年前の剣に刻まれた“暗号”を解読してほしい」(ねとらぼ,2015/8/10)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1508/10/news134.html
「+NDXOXCHWDRGHDXORVI+」中世の暗号、大英図書館が解読求む(The Huffington Post,2015/8/11)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/10/ndxoxchwdrghdxorvi_n_7968940.html
中世の剣に刻まれた「謎の文字」…大英図書館が解読をブログで公募!(IRORIO,2015/8/11)
http://irorio.jp/umishimaakira/20150811/251652/
参考:
マグナ・カルタ制定800年を記念して、現存するマグナ・カルタの原本4点が英国図書館に
http://current.ndl.go.jp/node/23946
Posted 2013年7月17日