総務省のホームページで「音声読み上げによるアクセシビリティに対応した電子書籍制作ガイドライン」が公開されています。
ガイドラインは主に「1. 読み上げ対応のための電子書籍記述仕様」、「2. アクセシビリティ対応電子書籍リーダー設計指針」、「3. アクセシビリティに対応した電子書籍コンテンツ制作のあり方」の3章で構成され、EPUB(主にEPUB3)や、SSMLやPLSといった言語仕様などが取り上げられているようです。
総務省では、紙媒体での読書が困難な視覚障害者等が利用可能な電子書籍の普及・促進を図っており、このガイドラインもこの取組みの一環であるようです。
アクセシビリティに対応した電子書籍の普及促進(総務省)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/b_free/b_free04.html
http://www.soumu.go.jp/main_content/000354698.pdf
※2つ目のリンクは「音声読み上げによるアクセシビリティに対応した電子書籍制作ガイドライン」。
参考:
総務省、2012年度「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」に採択された5件の事業を発表
Posted 2012年7月11日
http://current.ndl.go.jp/node/21330
CA1773 – 動向レビュー:日本の公共図書館の電子書籍サービス-日米比較を通した検証- / 森山光良
カレントアウェアネス No.312 2012年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1773