2014年11月6日付けのLibrary Journal電子版に、米カリフォルニア州で成立した、州の助成を受けた研究のオープンアクセス義務化法についての紹介記事が掲載されています。この法案は2013年から審議されていましたが、2014年9月29日に州知事により署名され、成立していました。2015年1月1日より、州の公衆衛生部門による助成を受けた研究の成果に基づく査読論文については、無料でアクセスできるデータベースで公開することが求められるようになります。
Library Journal誌の記事では義務化内容の詳細や、成立までの過程でどのような譲歩がなされたか等が紹介されています。
AB 609: California Leads on Open Access to Publicly Funded Research(Library Journal、2014/11/6付け)
http://lj.libraryjournal.com/2014/11/legislation/ab-609-california-leads-on-open-access-to-publicly-funded-research/
参考:
カリフォルニア州議会に、州の助成を受けた研究のパブリックアクセス義務化を求める法案提出
Posted 2013年4月30日
http://current.ndl.go.jp/node/23421
州の助成を受けた研究のパブリックアクセス義務化を求める法案 カリフォルニア州議会下院を通過、上院での審議へ
Posted 2013年6月4日
http://current.ndl.go.jp/node/23642