電子書籍のプラットフォームのアクセシビリティ調査の結果が公開

英国JISCの一部門であるJISC TechDis等が参加するAccessibility Action Groupが、電子書籍のプロバイダ7社(ACLS Humanities E-Book、Gale/Cengage、EBL (ebrary)、EBSCO、Elsevier、Emerald Insight、Ingram)を対象に、2013年の秋に電子書籍のプラットフォームのアクセシビリティ調査を行い、その結果を2014年9月22日にJISC TechDisのウェブサイトで公開しました。

調査は、以下の3つの観点で行われたとのことです。
・見た目や視覚的な要素(最大のフォントサイズ、拡大時のリフロー、色やコントラストの調整、代替テキスト機能)
・ナビゲーションと情報(キーボードのみでの操作、ナビゲーションのオプション、英語のシンプルなアクセシビリティガイド)
・検査やディスカバリーのためのツール(テキスト音声変換対応、検査のための支援技術、入手可能なフォーマットやアクセシビリティのメタデータ)

Accessible ebook platforms – seven honest dealers (and a few non responders)(JISC TechDis, 2014/9/22)
http://blog.jisctechdis.ac.uk/?p=1872

参考:
E1057 – アクセシブルな電子書籍プラットフォームに向けて
カレントアウェアネス-E No.172 2010.06.10
http://current.ndl.go.jp/e1057