BLとAHRCによる学術図書の将来をテーマとする研究プロジェクト、実施者等をアナウンス

英国図書館(BL)と英国芸術・人文科学研究会議(Arts and Humanities Research Council: AHRC)では、2014年1月に、実施する学術図書の将来をテーマとする研究プロジェクト“The Academic Book of the Future”の実施を公表し、プロジェクトへの提案等を募集していました。これに関して、2014年8月18日、実施者等がアナウンスされています。

アナウンスによると、Samantha Rayner氏がリーダーとなり、Simon Tanner氏、Marilyn Deegan氏、Nick Canty氏とともに、“Communities of Practice: The Academic Book of the Future”を実施し、大規模なスコーピング調査と、ミニ・プロジェクトを組み合わせて実施し、英国その他から意見やアイデアを集約するようです。また、Research Information Networkが、大規模な調査についてはコンサルタントの役割を担うようです。

なお、この研究プロジェクトに充てられる助成金の総額は45万ポンドとなっています。

The Academic Book of the Future(BL, 2014/8/18付け)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/The-Academic-Book-of-the-Future-6bf.aspx

The Academic Book of the Future(AHRC, 2014/8/19付け)
http://www.ahrc.ac.uk/News-and-Events/News/Pages/The-Academic-Book-of-the-Future-Announced.aspx

参考:
英国図書館(BL)、英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)、学術図書の将来をテーマとした研究プロジェクトの開始へ Posted 2014年1月27日
http://current.ndl.go.jp/node/25340