2014年6月から、研究評価分析ツールPlumXの中でEBSCOの提供するデータベースやディスカバリーサービスに収録されている論文・図書の利用統計情報が閲覧できるようになりました。
PlumXはPlum Analytics社により提供されている、機関内の研究者による研究成果のインパクトを示すデータを収集し、その分析結果を表示するツールです。Plum Analytics社は2014年1月にEBSCOの完全子会社となっていました。
Plum Analyticsのブログでは、EBSCOの提供するサービス中には多くの出版者等が発行する雑誌や図書が含まれるため、PlumX中では出版者の枠を超えて、論文や図書の単位で、かつ抄録へのアクセスと本文のダウンロードを分けるなど詳細な利用統計を得ることができるようになるとしています。
PlumX Includes Usage Metrics from EBSCO(Plum Analytics、2014/6/26付け)
http://blog.plumanalytics.com/post/89961329920/plumx-includes-usage-metrics-from-ebsco
PlumX Includes Usage Statistics from EBSCO Databases(STM Publishing News、2014/6/24付け)
http://www.stm-publishing.com/plumx-includes-usage-statistics-from-ebsco-databases/
参考:
Plum Analytics社、研究成果評価分析ツール“PlumX”をリリース
Posted 2013年1月28日
http://current.ndl.go.jp/node/22792
Plum Analytics社がEBSCO社の完全子会社に
Posted 2014年1月16日
http://current.ndl.go.jp/node/25259