2014年5月9日、ボスニア・ヘルツェゴビナの国立図書館が22年ぶりに開館したことが各紙で報じられています。同館は、1992年8月、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争のさなかに、セルビア人武装勢力の攻撃によって破壊され、多くの貴重書を含む200万点近い資料が失われました。建築家らが同館の建築様式について書かれた資料や写真などを集め、18年かけて建物を復元したとのことです。
Sarajevo reopens landmark city hall and library destroyed in war(Reuters, 2014/5/9付け記事)
http://www.reuters.com/article/2014/05/09/us-bosnia-cityhall-idUSKBN0DP0XO20140509
Sarajevo’s iconic war-bombed city hall re-opens(BBC, 2014/5/10付け記事)
http://www.bbc.com/news/world-europe-27353635
ボスニア紛争で破壊された図書館、22年ぶり再開 (TBS News i, 2014/5/11付け記事)
http://news.tbs.co.jp/20140511/newseye/tbs_newseye2198431.html
参考:
サラエボにガジ・フスレブベグ図書館の新しい建物が開館-1537年に設立された図書館
Posted 2014年1月21日
http://current.ndl.go.jp/node/25286
あれから20年、ボスニア・ヘルツェゴビナ国立・大学図書館の“いま”(記事紹介)
Posted 2012年9月19日
http://current.ndl.go.jp/node/21870
CA1200 – ボスニア・ヘルツェゴビナ図書館復興への支援の輪 / 古賀豪
No.227 1998.07.20
http://current.ndl.go.jp/ca1200