国文学研究資料館、「日本古典籍分類表」を公開

2014年3月17日、国文学研究資料館が、共同研究事業(科研・基盤A)「日本古典籍総合目録における隣接領域の受容拡大と検索機能の整備のための研究」(2008(平成20)年度~2011(平成23)年度)の成果として、「日本古典籍分類表」を公開しました。

「日本古典籍分類表」は、『内閣文庫所蔵国書分類目録』の分類を基本に、古典籍が置かれた実情に即した分類となるよう改正を施したものとのことです。特色として、従来の日本古典籍という概念から外れる、同館蔵の和刻本漢籍について、四部分類を見直した新たな分類を適用して、日本古典籍の一領域として組み入れたことが挙げられるとのことです。また、書籍以外の形態を取る懐紙、短冊、軸物、一枚物などについても、同様に、日本古典籍の領域としての新たな分類を適用して組み入れたとのことです。

日本古典籍分類表
https://www.nijl.ac.jp/pages/research/activity/classify_koten/index.html

国文学研究資料館(2014/3/17付けのお知らせ・更新情報に「活動・成果の紹介のページに、「日本古典籍分類表」を追加しました。」とあり。)
http://www.nijl.ac.jp/