テネシー州ナッシュビルの公共図書館と学校図書館で統合図書館システム(ILS)の共有を計画

The Digital Shift(Library Journal誌)の2014年2月17日付けの記事で、米国テネシー州ナッシュビルの公共図書館と学校図書館の共同プログラムである“Limitless Libraries”において、公共図書館と学校図書館間で統合図書館システムの共有を計画していると紹介されています。

“Limitless Libraries”は2009年にナッシュビルの公共図書館と学校図書館4館による試行から開始され、今では、すべての学校図書館(1278校)が参加し、公共図書館と学校図書館の間でリソースの共有がなされているということです。学校図書館の生徒のIDは、公共図書館の21の分館と特別サービスを提供する3つの図書館の図書館カードと同様のものとみなされ、生徒は、公共図書館のOPACを通じて、本やCD、DVDなどを自校に取り寄せることができるとのことです。

Nashville’s Limitless Libraries Hopes to Merge School and Public Library ILS(The Digital Shift, 2014/2/17付)
http://www.thedigitalshift.com/2014/02/ils/nashvilles-limitless-libraries-hopes-merge-school-public-library-ils/

Limitless Libraries
http://www.limitlesslibraries.org/

参考:
テネシー州ナッシュビル市、学校図書館と公共図書館の統合を見送り(米国)
Posted 2010年2月25日
http://current.ndl.go.jp/node/15844

2014年8月27日、参考情報を追記しました。