2014年2月6日、OCLCの研究開発部門であるOCLC Researchが、“Does Every Research Library Need a Digital Humanities Center?”と題するレポートを公表しています。デジタル人文学研究者のニーズに応える多くの方法を提案し、デジタル人文学研究センターに適する状況は比較的少数であると述べているとのことです。また、デジタル人文学研究者との協力関係の成功例を示していますが、1つの例が全てに当てはまるわけではないと注意を促しています。
レポートの主な点として、以下等が挙げられています。
・デジタル人文学研究者が既に何をしているか観察し、足りない隙間を埋めるように試みることが、ほとんどの状況において最善である。
・デジタル人文学研究者にとって使いやすい環境にすることは、デジタル人文学研究センターよりも効果的である。
・図書館文化は、図書館員がデジタル人文学研究の効果的なパートナーとして見なされるために発展していく必要がある。
Digital Humanities: Options for research libraries covered in new essay(OCLC, 2014/2/6)
http://www.oclc.org/research/news/2014/02-06.html
Does Every Research Library Need a Digital Humanities Center?(OCLC)
http://www.oclc.org/research/publications/library/2014/oclcresearch-digital-humanities-center-2014-overview.html