兵庫県立図書館、小学生を対象に防災意識を高める講座を企画

神戸新聞によると、兵庫県立図書館は、阪神・淡路大震災を体験していない小学生に経験と教訓を伝えようと、防災意識を高める講座を企画しているとのことです。情報の宝庫である図書館が地域の核施設となり、情報発信、普及するという新しい活用法を模索したいということで、まずは防災をテーマにした取り組みを進めるとのことです。

初回の講座は2014年1月30日に開催され、明石小学校の4、5年生計151人が参加する予定とのことです。学芸員が阪神・淡路大震災の資料や本を紹介した後、御蔵通5・6丁目まちづくり協議会(神戸市長田区)の田中保三元会長が当時の体験を語るとのことです。新聞紙を使って簡易トイレを作ったり、防寒対策として体に巻いたりする減災ワークショップも行うとのことです。

兵庫県立図書館、小学生向け震災講座 30日(神戸新聞, 2014/1/25付け記事)
http://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201401/0006659889.shtml