欧州研究図書館協会(LIBER)が2014年1月20日付のニュースで、同協会が2014年に取組んでいく活動について9点を挙げ、その概要を紹介しています。掲載されているのは以下の9件です。
(1)Horizon 2020 Funding Bids
(2)LIBER Annual Conference(7月、ラトビア)
(3)Copyright Reform
(4)More Openness With Our Members
(5)Website Upgrades
(6)Workshop on Digital Curation(5月、オーストリア)
(7)Guidance on Research Data Support
(8)Europeana Newspapers Workshop(9月、ロンドン)
(9)New Projects
このうち(1)は、2014年から2020年に実施される欧州委員会(EC)の助成プログラム“Horizon 2020”に関するもので、助成金獲得に向けて、会員である研究図書館の関心に合うようなプロジェクトを準備中であるということです。
(3)は、2013年12月にLIBERが公表した欧州著作権制度改革への声明に関するもので、欧州委員会への働きかけを行っていくとされています。
(4)、(5)ではウェブサイトをメンバー間のインタラクティブな交流の場として行くこと等が示されています。
(7)では、研究図書館による研究データサポートについてのケーススタディが多数出版される予定とされています。
(9)では、LIBERが、FOSTER(Foster Open Science Training for European Research)およびPASTEUR4OA(Open Access Policy Alignment Strategies for European Union Research)というEU助成プロジェクトのパートナーになっていることが紹介されています。
LIBER’s Goals For 2014(LIBER 2014年1月20日付ニュース)
http://www.libereurope.eu/news/libers-goals-for-2014
参考:
欧州研究図書館協会(LIBER)が2013-2015年の戦略計画を発表
http://current.ndl.go.jp/node/22551
欧州研究図書館協会(LIBER)、デジタル時代における著作権について声明を公表
http://current.ndl.go.jp/node/25123