日本アーカイブズ学会、「特定秘密保護法案」に対する意見表明

日本アーカイブズ学会が、2013年11月15日付けで、「『特定秘密保護法案』に対する意見表明」をウェブサイトに公表しています。

「政府が国会に提出した『特定秘密保護法案』は、公文書管理法や従来の情報公開法の趣旨に相反し、私たちは次の点で強い危惧を持つ。」として、以下の2点をあげています。

「1.行政機関の長が行うとされる秘密指定の判断が、客観的な検証の機会を経ることなく、政権の恣意に支配される可能性が高い。」

「2.特定秘密に指定された情報が、時の経過を経ても国立公文書館等に移管され公開される保証がなく、行政機関自らが、歴史の検証の道を閉ざす結果を導く恐れがある。」

「特定秘密保護法案」に対する意見表明 (日本アーカイブズ学会, 2013/11/15付け)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=148