日本電子出版協会が、2013年7月11日に、セミナー「電子書籍をめぐる10の神話」を開催するとのことです。米国等海外の事例、内外の基本データを踏まえて、電子出版が「神話」から「現実」へと脱皮する道筋を展望するものとのことで、講師は朝日新聞社デジタル事業本部の林智彦氏です。
案内に掲載されている10の神話は以下の通りです。
神話の1)「出版は10年以上不況であり、今後も不況が続く」
神話の2)「120万点以上の電子書籍が、米国の電子書籍普及の基礎となった。日本でも100万点ないと電子書籍は普及しない」
神話の3)「電子書籍は紙の書籍といつか置き換わる」
神話の4)「電子出版は『出版』の一種であり、『出版』のノウハウが活きる」
神話の5)「電子書籍でも紙の書籍と同様、価格は出版社が決めるべき」
神話の6)「図書館は電子書籍の敵である」
神話の7)「『自炊』は出版の敵であり、電子書籍の敵である」
神話の8)「ノンDRMは海賊版を増やす」
神話の9)「今後のフォーマットはEPUBしかありえない」
神話の10)「電子書籍なんか要らない。メルマガで十分」
おまけ)「電子出版権、著作隣接権の法制化で電子化が進む」
7月11日 電子書籍をめぐる10の神話(日本電子出版協会、セミナー情報、2013/6/18日付け)
http://kokucheese.com/event/index/92145/
電子書籍をめぐる10の神話
https://sites.google.com/site/jepasite/about
※申込は定員に達しています。
事前アンケート
https://docs.google.com/forms/d/1-HKpckH5mqwAj351R6G918__GlwCEXJGPgOqiENSjOg/viewform
※参加予定でない人も投票可能とのこと。