米ハーバード大学の学術コミュニケーション室長にPeter Suber氏が就任

2013年5月21日、米国のハーバード大学図書館及びバークマンセンター(Berkman Center for Internet & Society)は、同大学の学術コミュニケーション室(Office for Scholarly Communication)の室長に、Peter Suber氏をあてる人事を発表しました。就任は7月1日となっています。学術コミュニケーション室は、同大学における学術成果のオープン化や共有化、保存に全学的に取り組む部署とのことです。

Suber氏はオープンアクセス運動の中心的な人物として知られており、室長就任後も、現在のハーバード大学オープンアクセスプロジェクトの担当や、SPARCでのシニア研究者、Earlham大学での哲学教員も引き続き担当するとのことです。

Peter Suber to Direct Harvard’s Office for Scholarly Communication
Succeeds Founding Director Stuart Shieber (Berkman Center for Internet & Society 2013/5/21付けの記事)
http://cyber.law.harvard.edu/node/8322

参考:
Peter Suber氏による、欧州のオープンアクセスに関するここ数か月の動向まとめ(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/21783

オープンアクセス運動の中心人物Peter Suber氏のインタビュー記事
http://current.ndl.go.jp/node/18651