2013年3月7日、国立国会図書館が、日本占領関係資料を「国立国会図書館デジタル化資料」に追加しました。今回追加されたのは、米国戦略爆撃調査団(USSBS)文書約1.7万点と極東軍(Far East Command)文書約700点で、このうちUSSBS文書はインターネット公開されています。
これらはいずれも米国国立公文書館(NARA)が原資料を所蔵している米国の公文書です。USSBS文書については、NARAから購入・収集したマイクロフィルムの一部をデジタル化したものです(今後もデジタル化が進められます)。極東軍文書については、デジタル撮影による収集を行っており、今回は「参謀第二部」(G2)の一部が提供されます。
また、3月21日にはプランゲ文庫約3,400点を追加(館内限定提供)する予定です。これにより、デジタル化資料の総数は約225万点(うちインターネット公開は約47万点)となります。
日本占領関係資料(国立国会図書館デジタル化資料)
http://dl.ndl.go.jp/#senryo
日本占領関係資料を「国立国会図書館デジタル化資料」に追加しました(付・プレスリリース)(国立国会図書館 2013/3/7付けニュース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2012/1199841_1827.html
参考:
国立国会図書館が著作権処理の終了したデジタル化図書2.3万点をインターネット公開―柳田國男や吉川英治など
http://current.ndl.go.jp/node/22951