米OverDrive社が電子書籍サービスの2012年統計を公表 登載コンテンツは100万タイトルに、利用も増加傾向を示す

図書館向けの電子書籍サービスを提供している米国のOverDrive社が、2012年のサービス統計からいくつかの事象を紹介しています。

・登録ユーザによる訪問回数は1億9,200万回(セッション)で、2011年より93%増加した
・ページビューは27億回で、2011年より65%増加した
・2012年9月に試し読み機能を導入してから、その利用回数は500%以上増加した
・発見の回数は60%以上増加し、2012年12月における表紙画像の表示回数は10億回以上だった
・2012年に30万タイトルを追加し、現在は総計で100万タイトルの電子書籍、オーディオブック、音楽、映像を登載している
・モバイルからのアクセスが増加し全体の47%に達した
・アプリ(OverDrive Media Console)のダウンロード数は1,600万回だった
・貸出回数は7,000万回だった

同社のサービスは現在22,000館で導入されているということです。

OverDrive – Public Libraries Power eBook Discovery to New Heights in 2012(OverDrive 2013/1/15付けニュース)
http://overdrive.com/News/Public-Libraries-Power-eBook-Discovery-to-New-Heights-in-2012

参考:
米OverDrive社、2012年1月~8月における電子書籍サービスへのアクセス統計を公表
http://current.ndl.go.jp/node/21907