2013年1月9日、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)図書館が、2011年秋に実施したアンケート調査結果とそれに対する同館の対応についてまとめた記事を掲載しています。
そのアンケートとは、「あなたの研究や学習を高めるような、図書館スペースの3つの改善点とは何か?」を尋ねたもので、この結果、「開館時間の拡大」「電源のある机を増やす」「静かなスペースを増やす」「座り心地のいい椅子を増やす」「飲食できるように」の5つが、主だった回答だったというものです
そして、このアンケート結果を元に、MIT図書館は以下の対応を執ったとのことです。
・学年度全体で開館時間約750時間増やした。
・Rotch Libraryの閲覧室・地図エリアにコンセントを増やし、座り心地のいい椅子も増やした。
・スナックと蓋つきの飲み物の図書館内への持ち込みを可能にした。
・増改築中のBarker Libraryの閲覧室に24時間開館エリアを設置することで、現在MIT図書館全体にある同様のエリアを3倍に増やす。
・静かな空間と共同スペースとをはっきり分けた。
記事では、アンケート結果について学部生・院生・教員等の属性別の回答グラフが掲載されています。
Survey snapshot: Library space improvements result from survey feedback (MIT Libraries News 2013/1/9付けの記事)
http://libraries.mit.edu/sites/news/survey-snapshot-library-2/10416/