静岡県が、2012年11月から、巨大地震などの災害に備えた「文化財等救済支援員」登録制度を創設すると新聞各紙で報じられています。この制度は、被災時に文化財の救出や応急措置、一時保管を行うボランティアを募るもので、研究者や学芸員などの専門家に加え、一般市民も講習を受講することで登録することができるものです。併せて、10月下旬には、県内の文化財のうち所有者の同意が得られた1,845点の所在地を示した「文化財マップ」をインターネット上で公開する予定です。
同県教育委員会によると、このような文化財支援員の登録制度創設は全国初ということです。
災害時の文化財修復、ボランティア活用 全国初、登録制度創設(静岡新聞 2012/10/24付け記事)
http://www.at-s.com/news/detail/474535673.html
災害時の文化財保護 ボランティア制度創設:静岡(中日新聞 2012/10/24付け記事)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20121024/CK2012102402000039.html
南海トラフ地震に備え、被災文化財修復支援員募集へ 静岡で初の登録制度(SankeiBiz 2012/10/24付け記事)
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/121024/ece1210241107000-n1.htm