研究図書館での新サービス開発における推奨事項を提示する、CLIR及びDLF助成を受けた報告書が公開

2012年10月18日、米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)及び電子図書館連合(DLF)の助成を受けて作成された報告書“Fit for Purpose: Developing Business Cases for New Services in Research Libraries”が公開されました。この報告書は、研究図書館において新しいサービスを開発する際の推奨事項を提示するもので、具体的なサービスの例として、図書館による研究データ管理支援や出版活動に注目しています。

DLFのディレクターであるRachel Frick氏は「今日のネットワーク環境は学問の世界に変化をもたらすとともに、なにが“図書館”サービスなのかについての我々の認識に対しても挑戦を突き付けている。この報告書は、図書館の持つ力のなかでコミュニティのニーズを十分に満たすような新しいサービスを見出し、実施し、成功させていくために役に立つ。」と話しています。

Fit for Purpose: Developing Business Cases for New Services in Research Libraries
http://mediacommons.futureofthebook.org/mcpress/businesscases/

Developing Business Cases for New Services: Report Offers Recommendations for Research Libraries(CLIR 2012/10/18付けプレスリリース)
http://www.clir.org/about/news/pressrelease/developing-business-cases-for-new-services-report-offers-recommendations-for-research-libraries