韓国・文化体育観光部、「2023年国民読書実態調査」の結果を発表

2024年4月18日、韓国・文化体育観光部が「2023年国民読書実態調査」の結果を発表しました。

隔年で行なわれている調査で、2023年10⽉4⽇から2023年11⽉10⽇までの期間において、19歳以上の成人5,000人及び小学校4年生から高校生までの児童・生徒2,400人を対象に全国規模で実施されました。

主な調査結果として、以下が挙げられています。

・ 総合読書率(最近1年間で紙の本、電子書籍、オーディオブックのうち1冊以上読んだり聞いたりした割合)は、大人は43.0%(前回比マイナス4.5%ポイント)、児童・生徒は95.8%(前回比プラス4.4%ポイント)であり、大人は過去10年間、継続的に読書率が下落している一方、児童・生徒は上昇に転じている。
・ 読書が役に立つと思う人の割合は、大人は67.3%、児童・生徒は77.4%であった。
・ 読書しない主な要因として、大人、児童・生徒とも、時間がないこと、本以外の媒体を利用することなどが挙げられた。
・ 最近1年間に図書館を利用した経験がある人は、大人は14.3%、児童・生徒は85.4%であった。

’23년 연간 종합독서율 학생 95.8%, 성인 43.0%(韓国・文化体育観光部, 2024/4/18)
https://www.mcst.go.kr/kor/s_notice/press/pressView.jsp?pSeq=21011

2023년 국민독서실태조사 (韓国・文化体育観光部, 2024/4/18)
https://www.mcst.go.kr/kor/s_notice/notice/noticeView.jsp?pSeq=18001

参考:
韓国・文化体育観光部、「2019年国民読書実態調査」の結果を発表 [2020年03月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/40456