英文化大臣、公共図書館における電子書籍貸出サービスの調査を実施へ

2012年9月25日、英国のベイジー(Ed Vaizey)文化大臣は、イングランドのより多くの公共図書館で電子書籍貸出サービスを推進するためには、その最善の方法を調査する必要があるとして、公共図書館における電子書籍貸出について調査を実施すると発表しました。

この調査は、大臣からの依頼を受け、Forward Publishing社のWiliam Sieghart氏が中心となり、英国図書館長協会会長のJanene Cox氏や作家のJoanna Trollope氏らが加わっています。調査委員会は、電子書籍貸出の利点、現状と将来予想される要望、図書館への電子書籍供給を妨げている要因、図書館、出版者、そして市民に対して起こりうる事態について検討し、2013年に報告をまとめるようです。

Vaizey launches review of e-books in public libraries (DCMS 2012/9/26付けの記事)
http://www.culture.gov.uk/news/media_releases/9365.aspx

Review of e-lending launched (DCMS 2012/9/25付けの記事)
http://www.culture.gov.uk/news/news_stories/9366.aspx

Ebook lending review announced (Guardian 2012/9/27付けの記事)
http://www.guardian.co.uk/books/2012/sep/27/ebook-lending-libraries-government-review

UK government looks at ways to put ebooks in libraries (BBC 2012/9/26付けの記事)
http://www.bbc.com/news/technology-19728149