2012年9月5日、福島第一原発事故による警戒区域に指定されている福島県富岡町、大熊町、双葉町から文化財を運び出す作業が初めて行われたと各紙で報じられています。
これら3町の資料館から段ボール箱約370個ぶん(全体の半数程度)の土器・石器、古文書、仏像、絵画などが相馬市内の高校に運び込まれたそうです。そこで整理やクリーニングを行い、その後、白河市に年内設置が予定されている仮保管施設に移送されるということです。今後は、楢葉町と浪江町の文化財救出も検討されているそうです。
警戒区域から文化財搬出(KFB福島放送 2012/9/6付けニュース)
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2012090611
警戒区域の文化財“救出” 福島県3町から原発事故後初 : 動画(47NEWS 2012/9/6付けニュース)
http://www.47news.jp/movie/general_national/post_7647/
福島・富岡、大熊、双葉町 警戒区域の文化財搬出、相馬へ(河北新報 2012/9/6付けニュース)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120906t65001.htm