シカゴ公共図書館が、およそ20年ぶりに、延滞した場合に通常課せられる罰金を免除するプログラムを実施しています。罰金免除が適用される期間は8月20日から9月7日の3週間となっています。
8月23日付けのCicago Tribuneの記事によると、既に773冊の亡失図書(半年以上延滞していた本)が返却され、また6081冊の半年未満延滞された資料が返却されたとのことです。
なお、この罰金免除は、今年の8月に満月が2回あることにちなんで、“Once in a Blue Moon Amnesty”と名付け、めったにないことであることを強調して実施されているとのことです。
Ref.
CHICAGO PUBLIC LIBRARY OFFERS “BLUE MOON” FINE AMNESTY PROGRAM – Students Can Start the School Year with a Clean Slate(シカゴ公共図書館2012/8/6付けプレスリリース)
http://www.chipublib.org/aboutcpl/cplpr/2012/amnesty.php
Amnesty bringing in fine haul for library(Chicago Tribune 2012/8/21付け記事)
http://www.chicagotribune.com/news/local/ct-talk-library-amnesty-0822-20120822,0,7283621.story