書店の減少は電子書籍の成長にはつながらない?Simba Information調査

Simba Informationより”Trends in Trade Book Retailing”の第4版が公表されたとのプレスリリースが出ています。

プレスリリースによると、調査により、多くの消費者は紙の書籍を買い続けており、電子書籍の発見は紙の書籍と強い相関性があること、消費者が利用できる小売販売のチャネルが多いほど消費者は購入者・読者になる傾向があること、そして、書店がショールームとしてオンラインの販売チャネルを支援していることなどがデータとして確認されているようです。

プレスリリースでは、2011年において、書店の現象は必ずしも電子書籍の成長という結果につながってはいないとの結果であり、一般の常識に反するものではないかと、コメントが紹介されています。

Ref.
Loss of Bookstores Doesn’t Translate Into E-Book Growth
(Simba Information 2012/7/23付けプレスリリース)
http://www.simbainformation.com/redirect.asp?progid=83930&productid=6903769