米ハーバード大バークマンセンターが電子出版と図書館における電子書籍貸出をテーマとした文書を公開

2012年7月1日付けで、米国ハーバード大学バークマンセンターから、“E-Books in Libraries: A Briefing Document Developed in Preparation for a Workshop on E-Lending in Libraries”という文書が公開されています。これは、2012年2月24日に、バークマンセンターの主催で開催された“E-Books in Libraries”というワークショップの準備のために作成された文書とのことです。

ワークショップでは、電子出版のビジネスモデルと図書館における電子出版物へのアクセス提供がメインテーマとされていたことから、文書では、ライセンスや貸出サービス、電子出版ビジネスモデル等、電子出版と図書館に関わる様々なトピックがまとめられています。また、巻末には、参考文献がまとめられており、今後の議論や調査等に役立つとされています。

O’Brien, David, Gasser, Urs and Palfrey, John G., E-Books in Libraries: A Briefing Document Developed in Preparation for a Workshop on E-Lending in Libraries (July 1, 2012). Berkman Center Research Publication No. 2012-15.
http://ssrn.com/abstract=2111396