国立国会図書館(NDL)、マイクロ製品を作成する複写サービスの申込受付を2024年3月末で終了

2024年2月13日、国立国会図書館(NDL)が、マイクロ製品を作成する複写サービスの申込受付の終了予定に関するお知らせをウェブサイトに掲載しました。

マイクロ製品を作成するための機器や材料を安定的に確保することが困難なため、2024(令和6)年3月末をもって、以下の複写サービスの申込受付を終了する予定です。

・ 撮影によるマイクロフィルム作成(資料を撮影してマイクロフィルムを作成)
・ マイクロからマイクロへのプリント(マイクロフィルムからマイクロフィルム、マイクロフィッシュからマイクロフィッシュを複製)

受付終了予定日は以下のとおりです。

・ 来館複写(後日郵送複写)
東京本館及び関西館 3月30日
国際子ども図書館 3月31日
・ 遠隔複写
国立国会図書館サーチによる申込み 3月31日
遠隔複写(郵送受取)申込書による申込み 3月30日到着分

上記の申込受付終了後は、撮影によるマイクロフィルム作成に代わる新たなサービスとして、通常のコピー機での複写を行わない資料(古典籍資料、劣化した資料等)について、撮影した画像を紙に印刷して提供することを検討しています。

なお、マイクロ資料からの電子式引伸(紙への印刷)については、今後もサービスを継続します。

2024年2月13日 マイクロ製品を作成する複写サービスの終了予定について(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2023/240213_01.html