東日本大震災の津波で流出した茨城県五浦海岸の「六角堂」が再建される

東日本大震災の津波で流出した茨城県の「六角堂」が再建され、2012年4月17日に完成式が行われました。4月28日より一般公開されます。六角堂は、正式には「茨城大学五浦美術文化研究所六角堂」という名称で、岡倉天心が設計した木造建築物です。2012年2月に流出を理由に抹消されるまでは国の登録有形文化財にも登録されていました。再建費用の約4,000万円の大半は寄付で賄われたそうです。

六角堂復活、復興に弾み 津波で流失、周辺住民「感無量」(MSN産経ニュース 2012/4/18付け記事)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120418/ibr12041802070004-n1.htm

六角堂、再び 再建完了、28日から公開(東京新聞 2012/4/18付け記事)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012041802000110.html

「復興シンボルに」六角堂の完工祝う(茨城新聞ニュース 2012/4/18付け記事)
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13346710784330

六角堂等復興基金の募集等について(茨城大学)
http://www.ibaraki.ac.jp/donation/

参考:
茨城県の六角堂等、被災した登録有形文化財(建造物)6件の登録が抹消される
http://current.ndl.go.jp/node/20118