奈良先端科学技術大学院大学が、同大学附属図書館が運用する電子図書館システムの授業アーカイブシステムにおいて、全ての収録講義が高精細映像で視聴可能となったと発表しました。2011年度には全収録講義数のうち高精細映像は13%でしたが、システム強化によって収録作業の自動化が可能となったことによって全収録講義に対応できるようになったようです。その結果、板書の文字の再現や、プロジェクターで投影された映像からの文字情報抽出等が可能となったとされています。収録講義等のうち、著作権等で問題がないものについてはウェブサイトで映像を配信していくとされています。また、あわせてモバイル端末への配信にも対応したとのことです。
全収録講義を高精細映像で視聴可能―サーバルームに映像を集約し自動収録・モバイル端末にも対応―(奈良先端科学技術大学院大学 2012/4/5付けプレスリリース)
http://www.naist.jp/pressrelease/detail_j/topics/1302/
奈良先端科学技術大学院大学 電子図書館 授業アーカイブ
http://library.naist.jp/library/archive_top/
参考:
奈良先端科学技術大学院大学附属図書館の新しい図書館ポータル
http://current.ndl.go.jp/node/7621