英国のサリー州(Surrey County)が、2012年夏のロンドンオリンピック開催時に、州内の図書館や博物館を、旅行者に対して地元のイベントや飲食店等の情報を提供する「ポップアップ」な観光案内所(tourist information point)にするという取り組みについて発表しています。これは、ポップアップストア(空き店舗などを利用して短期間だけ営業する販売店)に倣ったものとされています。夏に向け、図書館職員らはオリンピックに関する研修を受けたり、地元の情報をリサーチしたりしているそうです。同州では、他にも、オリンピック開催までに全図書館にWi-Fiを入れることも計画しているそうです。
Libraries to be “pop-up” tourist information points during Olympics (Surrey News 2012/2/7付けプレスリリース)
http://news.surreycc.gov.uk/2012/02/07/libraries-to-be-pop-up-tourist-information-points-during-olympics/
Go Libraries
http://www.surreycc.gov.uk/people-and-community/libraries/libraries-in-surrey/go-libraries
Surrey Interactive Map
http://www.surreycc.gov.uk/maps/surrey-interactive-map
参考:
2012年ロンドンオリンピックのデジタルアーカイブプロジェクト“East London Lives 2012”が公開
http://current.ndl.go.jp/node/14769
E824 – ロンドン五輪に英の図書館・博物館・文書館も積極的に参加
http://current.ndl.go.jp/e824
ロンドンオリンピックに合わせたMLAの取り組み – Setting the Pace
http://current.ndl.go.jp/node/4769