米国著作権局、書籍の大規模デジタル化における法的課題に関するレポートを公表

米国議会図書館(LC)内に置かれている米国著作権局が、2011年10月31日付けで、書籍の大規模デジタル化における法的課題についてのレポート“Legal Issues in Mass Digitization”を公表しています。「予備的分析と討議資料」という位置づけとなっており、GoogleブックスやHathiTrustのプロジェクトをめぐる訴訟をふまえ、米国での大規模デジタル化事業の状況や著作権法との関係等を整理したもののようです。

Legal Issues in Mass Digitization: A Preliminary Analysis and Discussion Document(米国著作権局のページ)
http://www.copyright.gov/docs/massdigitization/

(本文:PDF97ページ)
http://www.copyright.gov/docs/massdigitization/USCOMassDigitization_October2011.pdf

参考:
米国著作権局、2013年までの優先的取り組み事項等をまとめた文書を公表
http://current.ndl.go.jp/node/19436