京都市、蔵書検索サービス「カーリル 学校図書館支援プログラム」を導入:全ての市立小・中・小中・総合支援学校が対象

2023年9月4日、京都市教育委員会が、全ての市立小学校・中学校・小中学校・総合支援学校において、蔵書検索サービス「カーリル 学校図書館支援プログラム」を導入すると発表しました。

発表によると、同サービスは、学校図書館が蔵書管理システムで保有している蔵書情報をカーリル社に送付することで、インターネット上に学校専用の蔵書検索サイトを構築できるものです。

これにより、学校図書館内の専用端末だけでなく、GIGAスクール構想で整備された一人一台端末や教職員用の端末からも自校の蔵書状況が検索可能になるほか、公共図書館等の蔵書を同時検索できるようにする設定も可能であり、学校と京都市図書館との連携にもつながると述べられています。

蔵書検索サービス「カーリル 学校図書館支援プログラム」の全校導入について(京都市教育委員会, 2023/9/4)
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000316895.html
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000316/316895/kouhou.pdf
※2つ目のURLは広報資料[PDF:277.66KB]です。

参考:
株式会社カーリル、「カーリルCOVID-19学校図書館支援プログラム」の名称変更と無償提供の継続を発表 [2022年09月06日]
https://current.ndl.go.jp/car/46781