京都女子大学の司書課程で行われた「レファレンスPOP」という試み

京都女子大学の司書課程で行われた「レファレンスPOP」という試みが同大学図書館の「ライブラリーニュース」No.15(2011年3月発行)で紹介されています。これは、司書課程のレファレンスサービス演習で行われたもので、受講生にレファレンスブックの特徴を小型カードで紹介する“POP”を作成してもらい、実際に図書館に展示したというものだそうです。展示期間に投票を実施したところ、「実際に本を手に取ってみたくなったPOP」の第1位は『完訳 世界文学にみる架空地名大事典』だったそうで、POPに書かれた「ムーミン谷がどこにあるか知っていますか?」のような質問調のメッセージにはレファレンスブックへの興味を高める効果があることが分かったとされています。

ライブラリーニュース, No.15 (p.14~17に「レファレンスPOP:これからは見える図書館」という記事あり)
http://www.kyoto-wu.ac.jp/library/news/library_news/LibraryNews_15.pdf

京都女子大学・京都女子大学短期大学部図書館
http://www.kyoto-wu.ac.jp/library/index.htm