米国ミネソタ大学図書館における研究データマネジメント支援の取組み(記事紹介)

2011年8月8日付けのLibrary Journalに、“Librarians at University of Minnesota Make an Impact with Data Management Program”と題する記事が掲載されています。記事では、米国ミネソタ大学図書館での“Managing Your Data”というプログラムについて紹介しています。これは、同館が大学所属の研究者に対して、データマネジメントプランの作成を支援するというもので、記事によると、プログラムではベストプラクティスを学ぶワークショップやオンラインチュートリアルの公開、研究助成機関が策定しているデータ共有ポリシー等に関する情報提供、研究データの共有や保存等に関する質問対応等を実施しているようです。同館ではこの取組みを通じて、大学組織内での図書館の存在意義をアピールする狙いがあるようです。

Librarians at University of Minnesota Make an Impact with Data Management Program (Libray Journal 2011/8/8付けの記事)
http://www.libraryjournal.com/lj/community/academiclibraries/891540-419/librarians_at_university_of_minnesota.html.csp

Managing Your Data (University of Minnesota Libraries)
http://www.lib.umn.edu/datamanagement/

参考:
「研究者が望んでいること」、それは研究データの保管への支援
http://current.ndl.go.jp/node/17738