すべての図書館員が読むべき100の論文(記事紹介)

オーストラリアのカーティン大学で情報学の講師を勤めるグリーンヒル(Kathryn Greenhill)氏が、自身のブログ“Librarians Matter”に「すべての図書館員が読むべき100の論文」という記事を掲載しています。記事中にはそのうち40本の論文が紹介されており、特におすすめで「必読」の5本には「***」が記されているようです。それ以上の文献のリストは、文献管理ツール“Zotero”のグループ機能を利用して公開されているようです(「100本」に向けて追加中のようで、現在51本の論文が含まれています)。

ただし、このリストは彼女の興味から、情報への平等なアクセス、インターネットでのデータ共有が図書館に与えるインパクト、図書館利用者はどうやって研究情報を発見するのか、フォーマット変換、図書館・図書館員はいかにして将来に備えているか、といったテーマに偏っており、図書館経営、哲学、分類学、目録業務、などに関するものは少ないとしています。

100 articles that every librarian should read (Librarians Matter 2011/6/15付け記事)
http://librariansmatter.com/blog/2011/06/15/100-articles-every-librarian-should-read/

文献リスト(Zoteroのグループ機能を利用して公開されています)
http://www.zotero.org/groups/100_articles_every_librarian_should_read/items