日本図書館協会(JLA)分類委員会、図書館の分類に関する調査を実施中

2023年7月3日から8月4日まで、日本図書館協会(JLA)分類委員会が、図書館の分類に関する調査を実施しています。

JLA分類委員会では、日本十進分類法(NDC)の維持管理のため、分類法に関する調査活動が行われています。2008年には2007年度『日本の図書館』のミニ付帯調査として「図書の分類に関する調査」が実施され、その調査結果は『図書館雑誌』(vol.104, no.3)で公表されています。今回、その後の状況を把握するためのアンケート調査が実施されるものです。

調査の目的は、日本の図書館における分類法の適用、活用方法等の現況を把握し、情報を共有すること、またNDCの維持管理並びに改訂の検討にあたっての参考情報とすることとあり、調査対象は『日本の図書館』の統計による公共図書館、大学図書館等(中央館、分館、地域館等それぞれの館)とあります。

調査はGoogleフォームによるウェブアンケートで実施されており、結果は『図書館雑誌』に掲載される予定であるとしています。

お知らせ(JLA)
https://www.jla.or.jp/
※2023年7月3日付で、「「図書館の分類に関する調査(2023)」を実施しています」とあります。

図書館の分類に関する調査(2023)(JLA)
https://www.jla.or.jp/committees/bunrui/tabid/1023/Default.aspx

関連:
JLA分類委員会. 「図書の分類に関する調査」結果報告-平成19年度「日本の図書館」ミニ付帯調査-. 図書館雑誌. 2010, vol. 104, no. 3, p. 166-169.
https://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/bunrui/2008cyosahokoku.pdf

参考:
CA1850 – 『日本十進分類法』新訂10版の概要 / 髙橋良平
カレントアウェアネス No.324 2015年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1850