2023年6月付けで、日本図書館協会（JLA）図書館施設委員会が、第39回日本図書館協会建築賞の決定を発表しています。選ばれたのは板橋区立中央図書館（東京都）です。
講評では、同館の特色として、隣接する平和公園と一体となった図書館づくりや世界中の本にふれる機会を提供する「いたばしボローニャ絵本館」に言及されています。また、事務室への採光確保、北側と東側の大きな壁面への水平線を基調としたデザイン、利用者が分かりやすいよう工夫された館内サイン等、きめ細かく丁寧な図書館づくりが評価されたとしています。
図書館施設委員会（JLA）
http://www.jla.or.jp/committees/shisetu/tabid/283/Default.aspx
※「第39回(2023年度) 図書館建築賞が決定しました。（2023/6月）」とあります。
板橋区立中央図書館が日本図書館協会建築賞を受賞！（板橋区立図書館, 2023/6/13）
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/library/oshirase/2000727.html
参考：
板橋区立中央図書館（東京）の新館がオープン：いたばしボローニャ絵本館を併設 [2021年03月29日]
https://current.ndl.go.jp/car/43680
日本図書館協会（JLA）、第38回日本図書館協会建築賞を発表：オーテピア高知図書館・長浜市立長浜図書館（滋賀県） [2022年08月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/46630
日本図書館協会（JLA）、第37回日本図書館協会建築賞を発表：安城市図書情報館（愛知県）・梼原町立図書館（高知県） [2022年3月29日]
https://current.ndl.go.jp/car/45881
CA1941 – 日本図書館協会建築賞について / 植松貞夫
カレントアウェアネス No.338
2018年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1941
