文部科学省が、2010年度の「学校図書館の現状に関する調査」の結果を公表しています。司書教諭等の配置状況や図書の整備状況、読書活動の状況等を調査したもので、概要として、下記の点が示されています。
・司書教諭を必ず置くこととされている12学級以上の学校での発令状況は、小・中学校では若干の増加又は前回と同値だったものの、高等学校では若干減少している。
・蔵書冊数は小・中学校では増加しているものの、高等学校では減少している。また、学校図書館図書標準を達成している学校の割合は小・中学校でそれぞれ増加しているものの、その割合は未だ低い状況。
・読書活動の状況については、多くの小・中学校において全校一斉の読書活動等が行われるなど、概ね取組が進んでいると考えられる。
平成22年度「学校図書館の現状に関する調査」の結果について(文部科学省 2011/6/1付けの報道発表)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/06/1306743.htm
平成22年度「学校図書館の現状に関する調査」結果について(概要及び本編)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/06/__icsFiles/afieldfile/2011/06/02/1306743_01.pdf