米国情報標準化機構(NISO)がシングルサインオンに関するベストプラクティスなどをまとめたレポート“ESPReSSO: Establishing Suggested Practices Regarding Single Sign-On”のドラフト版を公開し、2011年6月22日までパブリックコメントを募集しています。このレポートの目的は、シングルサインオンによるシームレスな情報アクセスをユーザへ提供するために、実用的な解決策を調査し、推薦できるものを紹介していくことだそうです。レポートのPart 4では図書館員はログインページをどのように設計すべきかなどといったベストプラクティスが紹介されており、Part 5ではディスカバリ・インタフェースとの関係についても触れられています。
ESPReSSO: Establishing Suggested Practices Regarding Single Sign-On (NISO)
http://www.niso.org/workrooms/sso/
ESPReSSO: Establishing Suggested Practices Regarding Single Sign-On (NISO ドラフトのPDFファイル)
http://www.niso.org/apps/group_public/download.php/6786/RP-11-201x_ESPReSSO_for_comment.pdf
参考:
NISOにシングルサインオン認証に関するWGが発足
http://current.ndl.go.jp/node/13153
CA1736 – Shibboleth認証で変わる学術情報アクセス / 野田英明, 吉田幸苗, 井上敏宏, 片岡真, 阿蘓品治夫
http://current.ndl.go.jp/ca1736