情報処理学会、2010年度の情報処理技術遺産および分散コンピュータ博物館認定対象を発表

2011年2月23日に情報処理学会が、2010年度の情報処理技術遺産および分散コンピュータ博物館の認定対象を発表しています。情報処理技術遺産および分散コンピュータ博物館の認定制度は、日本のコンピュータ技術発達史上の貴重な研究開発成果や国民生活、経済、社会、文化などに顕著な影響を与えたコンピュータ技術や製品など、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ情報処理技術遺産の保存と活用を図るために、同学会が2008年度から開始したものとのことです。今回、情報処理技術遺産には、九州大学の翻訳実験用計算機KT-1 論理パッケージ、磁気ドラム等の9件が、そして分散コンピュータ博物館には、北陸先端科学技術大学院大学JAIST記号処理計算機コレクションの1件が選ばれています。3月2日に、認定式が行われるとのことです。

「情報処理技術遺産および分散コンピュータ博物館認定式」開催 (情報処理学会 2011/2/23付けのプレスリリース)
http://www.ipsj.or.jp/07editj/history/2011heritage.html