米国のシンクタンク“Pew Research Center”が“Wikipedia, past and present”と題する調査レポートを公開しています。これは、2010年4月末から5月末にかけて、米国の18歳以上の成人2,252名を対象に行われた電話調査に基づくものです。その結果によると、情報を探すのにWikipediaを利用している人が米国の全成人に占める割合は、2007年2月は25%であったのに対して、2010年5月は42%と増えていること、Wikipediaの利用者の69%が大学卒であったこと、年間の世帯所得が50,000ドル以上の人の方が、Wikipediaをよく利用していること、そして、65歳以上の高齢者のWikipedia利用者の割合が33%であったのに対して、30歳以下の若者がWikipediaを利用する割合は62%であったこと等が明らかになったとのことです。
Wikipedia, past and present
http://pewinternet.org/Reports/2011/Wikipedia.aspx
Reference Shelf: Statistics: “Wikipedia, Past and Present” (2011/1/14付け Resource Shelfの記事)
http://web.resourceshelf.com/go/resourceblog/63294