水浸しになった資料を真空冷凍乾燥で修復

福岡市の鴻臚館跡調査事務所では、2010年4月の火災時の消火活動により調査記録等が水浸しになりましたが、その修復作業の様子が報道されています。修復にあたっては、水浸しになった資料をいったん凍らせて真空状態にし、その後乾燥させるという「真空冷凍乾燥機」を用いることで、資料を変形させずに乾かすことが可能とのことです。

話題:水浸しの資料を「フリーズドライ」で修復/火災起きた鴻臚館跡調査事務所(2010/6/9付け毎日.jpの記事)
http://mainichi.jp/seibu/photo/news/20100609sog00m040010000c.html

資料の修復状況を確認(2010/6/9付けRKBのニュース)
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/015627.html

参考:
E618 – 被災した“家宝”を助ける方法,教えます(LC)
http://current.ndl.go.jp/e618