2009年7月、持ち主の知らないうちにKindleから購入済みの書籍データが削除されるという出来事が発生しました。これは、この電子書籍について発生した権利問題に対処するため、Amazon.com社が取った対応でした。その後、Kindleユーザなどから批判が相次ぎ、同社のジェフ・ベゾスCEOが対応方法は正しいものではなかったとして、謝罪しました。このほど、Amazon.com社は、被害に遭った人々に対し、削除した書籍を無料で提供する旨の電子メールを送付したということです。書籍の無料提供の代わりに、30ドル分のギフトカードまたは小切手を受け取ることも可能なようです。
Amazon、「消えたKindle電子書籍」の交換を申し出
– ITmedia News 2009/9/7付けの記事(元記事はロイター通信の下記の記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0909/07/news023.html
Amazon offers to replace deleted copies of 1984
– REUTERS 2009/9/5付けの記事
http://www.reuters.com/article/newsOne/idUSTRE58400920090905
アマゾンのベソスCEO、Kindleからのコンテンツ無断削除を謝罪
– CNET Japan 2009/9/7付けの記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20399542,00.htm
Kindleユーザーの本棚から消えた「1984」、Amazonが勝手に削除!?
– マイコミジャーナル 2009/7/19付けの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/07/19/005/index.html
Amazon CEO、「消えたKindle電子書籍」問題で謝罪
– ITmedia News 2009/7/27付けの記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/27/news021.html