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オープンサイエンス

大阪大学附属図書館、「大阪大学附属図書館将来構想2025-2030 : オープン化の時代に即した、阪大の新しい知の循環へ貢献する図書館」を策定

2025年3月26日、大阪大学附属図書館が「大阪大学附属図書館将来構想2025-2030 : オープン化の時代に即した、阪大の新しい知の循環へ貢献する図書館」を策定し、公開したことを発表しました。近年学術情報のオープン化が加速する中で、同館がこれからも「知の拠点」としての使命を果たしていくに当たり、2025年から2030年までの将来を見通すことで、同館の役割を明確化するために策定したものとあります。大阪大学附属図書館将来構想を策定しました(大阪大学附属図書館, 2025/3/...

カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)とÉrudit、ダイヤモンドオープンアクセスのための新たな戦略協定(2025-2029年)を締結

2025年3月12日、カナダの学術図書館及び国立図書館等が参加しているカナダ研究知識ネットワーク(CRKN)と、大学間コンソーシアムが支援するリサーチ・インフラストラクチャーÉruditが、カナダにおけるダイヤモンドオープンアクセス(OA)のための新たな戦略協定を締結(更新)したことを発表しました。両機関が2014年に創設した、カナダの学術ジャーナルを支援すると同時に、論文処理費用(APC)のないOAを推進するPartnership for Open Access(POA)に...

E2777 – 研究情報のオープン化に関するバルセロナ宣言とロードマップ

カレントアウェアネス-ENo.498 2025.03.13 E2777研究情報のオープン化に関するバルセロナ宣言とロードマップ京都大学情報環境機構データ運用支援基盤センター・西岡千文(にしおかちふみ)2024年4月、研究を実施・助成・評価する機関や研究情報基盤を提供する機関の関係者らのグループによって、「研究情報のオープン化に関するバルセロナ宣言」(以下「宣言」)が公開された。宣言では研究情報を「研究の実施およびコミュニケーションに関する情報」と定義している。研究情報の具体例...

東京大学、オープンアクセス・オープンサイエンスに関する情報を提供するポータルサイトを公開

2025年3月10日、東京大学がオープンアクセス、オープンサイエンスに関する情報を提供するポータルサイト「UTokyo Open Science Portal」を公開しました。同大学の研究者・学生が、研究成果の発信及び研究データ管理を行う際に役立つ知識や、附属図書館による支援情報を発信するサイトです。UTokyo Open Science Portalを公開(東京大学, 2025/3/10)UTokyo Open Science Portalを公開しました(東京大学附属図書館...

ダイヤモンドオープンアクセスに関するトルーカ・ケープタウン宣言(記事紹介)

2025年3月4日付けの米・SPARCのニュース記事で、ダイヤモンドオープンアクセス(OA)に関するトルーカ・ケープタウン宣言(Toluca-Cape Town Declaration on Diamond Open Access)について紹介されています。同宣言は、2024年12月にケープタウン(南アフリカ共和国)で開催された、ダイヤモンドOAに関するグローバルサミット“2nd Global Summit on Diamond Open Access”において発表されました...

LA Referencia、RedCLARA及びOpenAIRE、ラテンアメリカ及び欧州のオープンサイエンスと学術協力の促進に向けた覚書を締結

2025年2月16日、研究成果のオープンアクセス(OA)を推進するラテンアメリカの国際組織La Referenciaが、同組織のサポートを行うラテンアメリカの研究教育ネットワークRedCLARA及び欧州の研究基盤の開発・提供を行う非営利機関OpenAIREと、ラテンアメリカと欧州のオープンサイエンスや学術協力の促進に向けた覚書(Memorandum of Understanding:MoU)を締結したと発表しました。主な協力分野として、オープンサイエンス基盤の強化、地域的・世...

カナダ政府、同国の3研究助成機関によるオープンアクセスポリシーの改訂案を公開:意見募集を実施

カナダ政府が、同国の三つの研究助成機関によるオープンアクセス(OA)ポリシーの改訂案をウェブサイト上で公開しました。2025年3月31日まで同案に対する意見募集を実施しています。改訂は、カナダ保健研究機構(Canadian Institutes of Health Research:CIHR)、自然科学・工学研究機構(Natural Sciences and Engineering Research Council of Canada:NSERC)、社会科学・人文科学研究機構...

オーストラリア及びニュージーランドにおけるオープンアクセスの進展(文献紹介)

オープンアクセス(OA)誌“Journal of Librarianship and Scholarly Communication”(JLSC)の12巻2号に、オーストラリア及びニュージーランドにおけるOAの進展についての論文“Filling the basket with knowledge: The evolution of open access in Australia and Aotearoa New Zealand”が掲載されています。著者は、豪・ジェームズクッ...

SPARC Europe、2024年の年次報告書を公開

2025年1月30日、SPARC Europeが、2024年の年次報告書を公開したと発表しました。発表の中では、2024年の特筆すべき事項として、オープンサイエンスに関する政策立案者のグループCouncil for National Open Science Coordination(CoNOSC)への支援を継続的に実施したことや、欧州研究領域(European Research Area:ERA)におけるオープンアクセス(OA)書籍に関する政策立案状況の調査を実施したことな...

E2769 – シンポジウム「機関リポジトリ活用の可能性」<報告>

カレントアウェアネス-ENo.496 2025.2.13 E2769 シンポジウム「機関リポジトリ活用の可能性」<報告> 東京外国語大学・高橋洋成(たかはしよな)、中山昌也(なかやままさや)2024年12月23日、東京外国語大学においてシンポジウム「機関リポジトリ活用の可能性:フィールド研究データの蓄積・活用」がハイブリッド形式で開催された。本シンポジウムは、東京外国語大学のオープンアクセス(OA)加速化事業の一環として企画され、機関リポジトリを用いて研究データをオープン化し...