米ウォルターズ美術館、オンラインコレクションのライセンスをCC0(パブリックドメイン)に

米メリーランド州ボルチモアにあるウォルターズ美術館が、オンラインコレクション18,000点以上の画像とメタデータについて、ライセンスをCC0(パブリックドメイン)とすることを発表しました。

ウォルターズ美術館は2011年からオンラインコレクションをクリエイティブコモンズの「表示-非営利-継承 3.0」(CC BY-NC-SA 3.0)ライセンスで公開しており、これらのコレクションは同美術館のWebサイトから閲覧できるほか、Wikimedia Commonsにも取り入れられていました。それらのコレクションはWikimediaに関連する4,000以上のページで利用されています。

コレクションのライセンスがパブリックドメインとされたことにより、今後は誰もがその目的に関わらず、制約なく画像等を再利用できるようになります。

Walters Art Museum goes CC0(OpenGLAM、2015/7/30付け)
http://openglam.org/2015/07/30/walter-art-museum-goes-cc0/

Policy on Digital Images of Collection Objects Usage(The Walter Art Museum)
http://art.thewalters.org/license/

参考:
米ウォルターズ美術館がオンラインコレクションの作品画像1万点をクリエイティブコモンズライセンスで公開
Posted 2011年10月11日
http://current.ndl.go.jp/node/19275